アメリカの気候ってどんな感じ?カリフォルニアで感じた日本との違い

はじめに
アメリカの気候と聞くと、どんなイメージがありますか? 私が暮らしていたカリフォルニア・ベイエリアは、日本に比べて湿気が少なく、とても過ごしやすい気候でした。ただ、アメリカはとても広い国なので、地域によって気候は大きく異なります。
今回は、私が実際に生活したカリフォルニアで感じた、日本との気候の違いや暮らしの中で驚いたことを紹介します。
カリフォルニアの気候
アメリカは大きな国ですが、州を一つとってもとても大きく、カリフォルニア州だけでも日本の面積の約1.1倍の大きさがあります。そのため、「カリフォルニアの気候」と一言でいっても、地域によって感じ方はかなり違います。
カリフォルニアは全体的に湿度が低く、1年を通して比較的温暖な地域が多い州です。日本のような蒸し暑さは少なく、特に夏は空気がカラッとしていて過ごしやすい印象がありました。ただし、日差しはとても強く、気温以上に暑く感じる日もあります。
私が過ごしたのは、オークランドというサンフランシスコの対岸にある街です。このあたりは「ベイエリア」と呼ばれ、カリフォルニア北部にあたります。海からの風や霧の影響もあり、夏でも朝晩はひんやりすることがありました。私が住んでいた家は丘の上にあったため、朝には fog(霧)がかかり、まるで雲の中にいるように感じる日もありました。
一方、南部にはハリウッドで有名なロサンゼルスや、温暖な気候で知られるサンディエゴなどがあります。2年間の滞在中、ロサンゼルスをはじめ、カリフォルニア各地を旅行で訪れましたが、同じカリフォルニアでも、海沿いか内陸か、北部か南部かによって気候が大きく変わることを実感しました。
たとえば、ベイエリアでは夏でも羽織りものが必要な日がある一方で、内陸部ではかなり暑くなることもあります。カリフォルニアというと「いつも青空で暖かい」というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、実際には地域ごとの違いがとても大きい州です。
朝晩と日中の気温差が激しい
カリフォルニア北部のベイエリアでは、日本よりも1日の寒暖差が大きく感じました。夏は雨が少なく、晴れて雲の少ない日が多いため、夜になると地面の熱が逃げやすく、朝晩はひんやりすることがあります。さらに、海からの冷たい空気や fog(霧)の影響もあり、日中は半袖で過ごせても、夕方以降はパーカーや薄手のジャケットが必要になる日もありました。
日本でも季節によって寒暖差を感じることはありますが、ベイエリアではその差が大きく、しかも日常的だったため、慣れるまでは服装の調節に苦労しました。私が到着したのは8月だったので、日本の真夏の感覚で冬物や上着をほとんど持って行っていませんでした。そのため、ホストママがアウトレットに一緒に行ってくれて、風を通しにくいウィンドブレーカーを買ったことをよく覚えています。
特にサンフランシスコは、同じベイエリアの中でも風や霧の影響を受けやすく、夏でも肌寒く感じる日が多い場所です。ロサンゼルスのような「暖かいカリフォルニア」のイメージで行くと、思ったより寒くて驚く人も多いかもしれません。私もサンフランシスコに行くときは、季節に関係なく必ず上着を持って行くようにしていました。

乾燥していて湿度が低い
カリフォルニアは全体的に空気が乾燥していて、日本の夏のようにジメジメすることは少なく、カラッと晴れている日が多い印象でした。特にベイエリアでは、気温が高い日でも湿度が低いため、日陰に入ると涼しく感じることもありました。 一方で、日差しはとても強く、日焼け止めやサングラスは必需品です。湿度が低いと同じ気温でも体感温度が変わるので、日本の蒸し暑い夏とはかなり違った暑さでした。
また、湿気が少ないせいか、食べ物の保存に関しても日本より少し気楽に感じました。日本の夏は、少し置いておくだけで「これ大丈夫かな?」と心配になることがありますが、ベイエリアではパンやお菓子などを常温で置いていても、そこまで傷みやすい印象はありませんでした。 ただし、これはあくまでパンやお菓子などの話で、肉・魚・乳製品・作り置きのおかずなどはもちろん冷蔵が基本です。
摂氏と華氏の違いに戸惑う
アメリカ生活で意外と慣れるまで時間がかかったのが、温度の表示です。日本では「℃(摂氏)」を使いますが、アメリカでは「°F(華氏)」が使われます。 最初のころは、天気予報で「70°F」と表示されていても、それが暑いのか涼しいのかすぐには分かりませんでした。70°Fは摂氏にすると約21℃なので、実際にはとても過ごしやすい気温です。でも、数字だけ見ると日本の感覚とはまったく違うので、慣れるまでは毎回スマホで変換していました。
また、華氏表示は気温だけでなく、料理のときにも出てきます。アメリカのオーブンは華氏表示なので、日本のレシピを見ながら料理をするときは、180℃や200℃と書かれた温度を華氏に変換する必要がありました。気温も料理も、最初は「これって何度?」と確認することが多かったです。

梅雨はある?冬は雨が増える季節
カリフォルニアには日本のような梅雨はありませんが、冬を中心に雨が増える時期があります。日本は1年を通して雨が降りますが、カリフォルニアでは夏に雨が少なく、晴れて乾燥した日が続くことが多いです。一般的には11月ごろから雨が増え始め、12月〜3月ごろにかけて雨の日が多くなります。年によっては4月ごろまで雨が降ることもあります。
オークランドでも冬から春先にかけて雨の日はありましたが、日本の梅雨のように毎日ジメジメと降り続く感じではありませんでした。雨季でも晴れる日はあり、「雨の季節」というよりは「冬になると雨の日が増える」という感覚に近かったです。
また、カリフォルニアは比較的温暖なイメージがありますが、冬は朝晩を中心に肌寒く感じる日もあります。特にベイエリアでは、日中は過ごしやすくても、夜は厚めの上着が必要になることがありました。オークランドやサンフランシスコなどの都市部では雪を見ることはほとんどありませんが、レイクタホなどの山間部では冬に雪が降り、スキーを楽しめる地域もあります。
傘はあまり使わない?
日本では、小雨でも傘をさす人が多いですよね。コンビニでも手軽に買えるほど身近なもので、子ども用の小さな傘から、持ち運びに便利な折りたたみ傘まで種類も豊富です。
一方アメリカでは、傘を使っている人をあまり見かけませんでした。車社会ということもあり、雨の中を長時間歩いて移動する機会が少ないことも理由の一つかもしれません。
ホストキッズも、雨の日はレインジャケットやレインブーツを着用していましたが、子ども用の傘は家にありませんでした。家にあったのは、ゴルフ用のような大きな傘が1本だけ。日本では子どもでも傘を持つのが当たり前だったので、この違いは少し新鮮でした。

まとめ
カリフォルニアの気候は、日本と比べると湿度が低く、夏でもカラッとしていて過ごしやすい日が多い印象でした。一方で、日差しが強かったり、朝晩と日中の寒暖差が大きかったり、雨の降り方や傘の使い方が日本と違ったりと、実際に暮らしてみて初めて気づくこともたくさんありました。
また、アメリカはとても広い国なので、カリフォルニアの気候がアメリカ全体に当てはまるわけではありません。これからアメリカに行く人は、渡航先の州や地域の気候を事前に調べておくと安心です。 特に、服装は調節しやすいものを用意し、日焼け止めやサングラス、雨の時期にはレインジャケットなども準備しておくと便利です。
地域ごとの気候の違いを楽しみながら、日本との違いもぜひ感じてみてください。







