オペアは友達ができる?よくある不安と現実

はじめに
オペアだけでなく、ワーホリ(ワーキングホリデー)や語学留学などで、海外生活を始めるとき、「現地で友達はできるのかな?」と不安に感じる人はとても多いですよね。
特にオペアは、学校に毎日通うわけでもなく、最初はホストファミリー以外に知り合いがいないため、孤独を感じるのでは…と心配になる方もいると思います。
今回はアメリカでオペアとして2年間生活した私の経験をもとに、どんなきっかけで友達ができるのかについて、リアルな視点でご紹介します。
オペアは実は友達ができやすい?!
オペアだけでなく、アメリカではベビーシッターやナニーがいる家庭がとても多く、子どもを連れて公園や学校に行くと、親だけでなく、同じような立場の人に出会う機会がたくさんあります。 特に公園では、「いつも同じ時間に、同じ公園に来ている=ご近所さん」というケースも多く、自然と顔見知りになりやすい環境です。そこから会話が生まれ、友人関係に発展することもしばしばあります。
私自身も、オペア2年目になった頃、キッズを公園で遊ばせていたときに日本語が聞こえてきて、思わず話しかけたことがありました。小さな子どもと遊んでいたその方もオペアで、日本人同士ということもありすぐに意気投合しました。その後はプレイデートをするようになり、プライベートでも仲良くなりました。私は関西出身、彼女は関東出身で、日本にいたら出会うことはなかったかもしれません。オペアになったからこそ出会えた友人だと思うと、不思議な気持ちになりますが、今でも仲良くしている大切な友人の一人です。
また、オペアケアでオペアになると、渡米後にニューヨークで3日間のオリエンテーションがあります。そこには各国から集まった100名前後のオペアが参加し、ワークショップやニューヨーク観光などを通して、まとまった時間を一緒に過ごします。 いわば「同期」のような存在で、ここでできた友人とはその後も長く付き合うことが多いです。1年目や2年目で帰国するタイミングも近いため、帰国前に一緒に旅行をするオペアもいます。
そのほかにも、オペアケアでは月に1回のオペアミーティングがあり、オペアならではの悩みや不安を共有できる場が用意されています。仕事のこと、ホストファミリーとの関係、英語の悩みなど、同じ立場だからこそ分かり合える話題も多く、自然と距離が縮まりやすい環境だと感じました。
また、オペアに挑戦する人同士は、年齢や目的、価値観が似ていることも多く、共通点が多いのも特徴です。そうした環境が整っているからこそ、オペアは友達を作りやすいのだと思います。 振り返ってみる���、今も仲良くしている友人の半数近くはオペア生活を通じて出会った人たちです。学生時代を過ぎると、なかなか深い絆でつながれる友人を新しく作る機会は限られてきますよね。その中で、国も地域も違う場所から集まった仲間と出会えたことは、私にとってとても貴重な経験でした。
私の場合、仲良くなった友人は日本人オペアが多いのですが、日本各地に住む友人ができたこともありがたいと感じています。オペア生活が終わったあとも、会えば自然とアメリカに滞在していた頃の話で盛り上がり、当時の思い出を共有でき、「あの時ああだったよね」と笑い合える関係が、今も続いていることを嬉しく思います。

オペアが友達と出会う場所6選!
①ニューヨークのオリエンテーション(オペアケアで参加の場合)
②語学学校(ESLなど)
③オペアミーティング
④友達やホストファミリーの紹介
⑤SNS・オペア専用グループ
⑥ランゲージエクスチェンジ(Language Exchange)
①ニューヨークのオリエンテーション
先述の通り、渡米直後に行われるオリエンテーションは、オペア同士が一気に距離を縮めやすい場です。数日間一緒に過ごす中で、自然と仲良くなり、その後も長く付き合う友人ができることも多いです。
②語学学校(ESLなど)
語学学校やESLクラスでは、オペア以外にも留学生、アメリカで働く外国人やその家族と出会えます。授業やグループワークを通して会話する機会が多く、英語に自信がなくても自然と交流が生まれやすいのが特徴です。私自身はアダルトスクールに通っていましたが、カリフォルニアという土地柄もあり、クラスの約3割はメキシコ出身の方でした。そのほかにもアジアや南米出身の生徒が多く、日本人以外の「英語を第二言語として話す人たち」と出会うのは、とても新鮮で面白い経験でした。特に印象的だったのは、発音や英語の使い方の違いです。メキシコ出身の人の中には、会話はとても流暢なのに、読み書きはほとんどできないという人もいて、英語を身につけた背景の違いに興味を持ちました。語学学校は、英語を学ぶだけでなく、多様な文化や価値観に触れられる場所でもあると感じています。
③月1回のオペアミーティング
先述の通り、各エリアで行われるオペアミーティングは、同じ立場のオペアと定期的に会える貴重な機会です。仕事や生活の悩みを共有でき、顔見知りから友達へと関係が深まっていくこともあります。
④友達やホストファミリーの紹介
一人仲の良い友達ができると、そこから人間関係が広がっていくこともよくあります。ホストファミリーの知り合いや友達の紹介をきっかけに、イベントや集まりに参加し、新しい出会いにつながるケースも少なくありません。 私の場合、ホストキッズの習い事の送迎やファミリーの付き添いでスポーツジムに行く機会が多くありました。そこで知り合った女性と仲良くなり、プライベートでも一緒���出かけるようになったことがあります。ジム以外にも、子どもの学校行事やファミリーの集まりなど、日常のさまざまな場面で新しい出会いがありました。 オペアは「その家庭の一員」として日常生活を共にするため、さまざまな場所に同行することが多く、ファミリーの友人や知人と出会う機会にも自然と恵まれます。
⑤SNS・オペア専用グループ
FacebookやWhatsAppなどには、地域ごとのオペア専用グループがあります。イベント情報や「一緒に出かける人募集」といった投稿をきっかけに、気軽に交流を始められるのが魅力です。 同じ地域・同じ時期にオペアをしている人が多く、初めての海外生活でも「自分だけじゃない」と感じられる安心感があります。オペア同士だからこそ共感できる悩みや不安を共有できるのも大きなメリットです。 私がオペアをしていた頃は、今ほどSNSが普及していませんでしたが、現在は地域ごとのグループも多く、当時よりも情報やつながりを得やすい環境が整っています。
⑥ランゲージエクスチェンジ(Language Exchange)
ランゲージエクスチェンジは、英語を練習しながら交流できる場として、今も各地で盛んに行われています。参加する際は、公共の場所を選ぶなど安全面に配慮しつつ、無理のない範囲で活用するのがおすすめです。 地域にもよりますが、日本語を学びたいと思っている人は意外と多く、日本語を教える代わりに英語やそのほかの言語を教えてもらうといった形で、自然な交流が生まれます。言語だけでなく文化について話す機会も多く、交流が長く続くことも少なくありません。実際に、帰国後も連絡を取り合い、お互いの国を訪ね合うなど、アメリカに限らずさまざまな国の人とつながれる可能性が広がります。
まとめ
私自身、オペア生活を始めた当初は、うまく友達ができるのか不安に感じていました。でも実際には、ホストファミリーとの日常をはじめ、日本人オペアとの出会いやランゲージエクスチェンジなどを通して、少しずつ人とのつながりが広がっていきました。
振り返ってみると、特別なことをしたというよりも、「行けそうな場所に行ってみる」「声をかけてみる」といった小さな行動の積み重ねだったように思います。
これからオペアとして海外生活を始める方も、ぜひ自分のペースで出会いを楽しみながら、かけがえのない経験を積み重ねていってください。







