オペアのアメリカ生活あるある

はじめに
アメリカでオペアとして生活をしていると、日本との生活や習慣の違いに驚くことがたくさんあります。今回は、私がアメリカでオペアとして生活する中で感じた、日常ならではのオペアあるあるを、日本との違いを交えながらご紹介したいと思います。
これからオペアに行く方にも、すでに経験のある方にも、「分かる!」と思ってもらえたらうれしいです。
公園に詳しくなる
子どもって、本当に公園が大好きですよね。私も1歳と4歳の男の子の兄弟のオペアをしていたので、公園にはほぼ毎日のように出かけていました。公園といっても規模や特徴はさまざまで、その日の目的によって使い分けていました。
たとえば、自転車に乗るならサイクリングロードのある公園、ボール遊びをするなら広い芝生のある公園。ほかにも、砂場のおもちゃがたくさんある公園や、電車が見える公園、水遊びができる公園など、その日の気分や遊びに合わせて選んでいました。子どもたち自身も、それぞれの公園の特徴や名前をよく覚えていて、「今日は○○パークに行きたい!」と、リクエストをしてくることもよくありました。
また、オペア同士でキッズを遊ばせるプレイデートも頻繁にあり、新しい公園を教え合うことも多かったです。 気づけば、ホストペアレンツよりもオペアのほうが公園に詳しくなっている――これも、オペアあるあるのひとつだと思います。

縦列駐車が得意
日本で縦列駐車をする機会は、ほとんどありませんよね。私も教習所で習って以来、日本では縦列駐車をすることはありませんでした。でもアメリカでは、カーブサイドパーキングと呼ばれる、路肩への縦列駐車をする機会がとても多くあります。公園に行くときも、道路沿いに縦列駐車することがよくありました。大型の公園には専用の駐車場があることもありますが、中小規模の公園では、公園のある通りの路上に停めるのが一般的です。最初は慣れずに大変でしたが、繰り返すうちに「これくらいの隙間があれば停められるな」と、自然と感覚が身についていきました。
縦列駐車が必要なのは、公園だけではありません。キンダーやデイケアの送り迎えでも、路肩に駐車することが多くありました。中には、カーブサイドピックアップといって、保護者が車から降りることなく、園の職員が子どもだけを降ろして施設内に連れて行ってくれる仕組みもあります。 オペアとして過ごしていた当時も、「便利だな」と感じていましたが、帰国して自分が子育てをする立場になり、毎日の送迎を経験するようになってから、その合理性を改めて実感しています。

コンビニにはほぼ行かない
日本では、コンビニはとても身近な存在ですよね。買い物だけでなく、ちょっとした休憩やトイレの利用、ATMやコピー機など、生活インフラの一部になっています。
一方で、アメリカにもコンビニはありますが、日本のコンビニとは役割がまったく違うと感じました。私自身、2年間のオペア生活の中で、コンビニを利用した記憶はほとんどありません。アメリカのコンビニはガソリンスタンドに併設されていることが多く、徒歩でふらっと立ち寄れる場所にはあまりありません。車で出かける場合は、そのままスーパーに行ってまとめ買いをすることが多く、結果として「コンビニに行く必要がない」生活になっていました。こうした経験から、日本のコンビニは利便性や品ぞろえの面で本当に優れていて、外国人が「日本のコンビニが好き」と言う理由もよく分かる気がします。
バスタブが浅くて浸かれない
オペアは子どもがいる家庭にホームステイするため、バスタブがある家が多いと思います。私も最初は、「広そうだし、お湯を溜めれば日本と同じような気分になれるかも」と思っていました。でも、実際にお湯を溜めてみて気づきます。このお風呂は、大人がゆっくり浸かるために作られていないということに。とにかくバスタブが浅く、満タンにしようとすると床にお湯がこぼれてしまいそうになります。そもそも、バスタブはあっても日本のように洗い場がある家はほぼありません。バスタブの外は洗面台がある床で、水を流す前提の造りではないため、余計に気を遣います。お風呂に浸かるのが好きな人にとっては、正直つらい環境だと思います。
ただ、その一方で、子どもをお風呂に入れやすいというメリットもありました。基本は、子どものお腹が浸かるくらいまでお湯を張り、その中で遊ばせながら体を洗い、最後にシャワーで流します。テンションが上がって子どもが暴れると、床が水浸しになったり、服まで濡らされたりすることもしばしば。当時は大変でしたが、今となってはどれも楽しい思い出です。
とにかくタンブラー(飲み物)を持ち歩く
これは帰国後に改めて実感したことですが、飲み物を常に持ち歩く習慣は、アメリカで身についたものだと思います。日本では、自販機やコンビニが至る所にあり、飲み物はその都度手軽に手に入りますよね。 一方でアメリカでは、基本的に自宅から飲み物を持って出かける人が多い印象でした。車社会ということもあり、朝にコーヒーを淹れて、飲みながら職場へ向かう人もよく見かけます。また、サイズがとにかく大きいのも特徴的です。
私自身も帰国後しばらくは、大きめのタンブラーに飲み物を入れて持ち歩くことが多く、「いつもタンブラーを持っているよね」と言われて、はっとしたことがありました。日本でも水筒やマイボトルを持ち歩く人はいますが、アメリカほど「常に飲み物を手に持って移動する」文化ではないと感じます。そもそも日本では、飲みながら歩くことはマナー的に控えられる場面も多いですよね。
一方アメリカでは、タンブラーやスタバのカップなどを片手に歩いている人がとても多く、歩きながら飲み物を飲むことは、マナー的にもまったく問題ありません。それがごく自然な光景として受け入れられています。 こうした何気ない行動の違いにも、文化の違いが表れているのだなと、振り返ってみて感じます。

まとめ
みなさんが共感できる“あるある”はありましたか?オペアは語学や育児だけでなく、その国の「普通の暮らし」を体験できる貴重な時間です。日本に帰ってからふと気づく違いも、振り返れば大切���思い出になっていました。
これからオペアに行く方にも、そんな日常の違いを楽しんでもらえたらうれしいです。







